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2007年5月 4日 (金)

東京18年

もうGWに入り5月になってしまいました。管理人の
方もそこそこ時間にゆとりが持てる時期になりました
が、少しばかり前に本格的に風邪をひいてしまいのど
の辺りがまだ少し違和感が残ってます。
で、風邪ひいて家で養生している間、以前WOWOWで
録画していた「ウーマンリブ先生」を見始めたんです
が、そこで引っ掛かったのがクドカンがインタビュー
で語っていた

""ちんこ"と"ちんぽ"は"エノケン"と"エノケソ(注)"
位に違う

という一言でした(爆)。
クドカン曰く、「かわいらしいものとして表現する時
は"ちんこ"を使い、お客さんを引かせようという場合
は"ちんぽ"を使う」んだと。その点を踏まえグループ
魂の「韓流」コントを改めて聴くと中々に味わい深い
ものを感じます....ってこたぁねえか(^^;)。
ちなみに、上のちんことちんぽの話に「エノケソ」を
引っ張り出してくる所なんかは、管理人はクドカンの
たけしチルドレンぶりを見る思いがして、少しグッと
くるのでした。

(注)エノケソ
一般には、昭和初期を中心に活躍した浅草の喜劇役者
榎本健一(エノケン)のニセモノ(本家の全盛時代に
全国に多く出没していたらしい)を指すようですが、
クドカンの場合は恐らく「たけし軍団の元メンバーの
ノーカット星」を指して使っていると思われます。
ビートたけしはこの手のネーミングが結構好きらしく
弟子の漫才コンビである「〆さばアタル・ヒカル」に
「ダウソタウソ」、「ウッチャソナンチャソ」という
コンビ名を付けていた時期もありました。(→ちなみ
にこの〆さば、他にも物凄いコンビ名を多数付けられ
ていました。詳しくはこちらを参照して下さい。)

で、約3ヶ月ぶりに「嫁とロック」の感想続きです。
前回書いた時は、注釈にあった「萬田銀次郎はん」の
名前に反応したものなのか、何故か金融関係のトラバ
が多く貼られてました(^^;)。今回はどんなトラ
バが貼られるでしょうか。

M7)「東京メドレー」
紅白で白組優勝の際に必要以上にはしゃいでた石鹸の
典型的日本人ぶりを茶化した「日本人」、冗談抜きで
うつの人には聴かせられない「ガンバレ」もさること
ながら、一番の聴き所はやはり「東京18年」かな。
これまでも梨園、特に中村屋人脈(勘三郎周辺)との
相性の良さを見せていたクドカンが、今回新たに目を
付けたのが中村梅雀だったというこの曲、当の梅雀氏
こちらの通りかなり気に入っている模様で、新たな
コラボレーションに期待を持たせるような内容です。
しかし、この曲で初めて知ったんだが梅雀氏、ベース
弾きでもあったんだね。こちらのオフィシャルHP
見たら、トップにフォデラの5弦(注1)を弾く写真
が貼られていて一寸たじろぎました(笑)。
でもね、この曲での破壊のモノマネ、梅雀と言うより
も正確には「梅雀演じるところの徳川家重(注2)」
のマネですねたぶん。これは大人計画の性(さが)と
言うべきか、何でもブラックなネタに持ってっちゃう
所がまあグル魂らしいです。正直スコップとベースを
間違わせたらマズイんじゃないかい?
破壊の

「うそだよぉー」

のフレーズが梅雀演じるところの

「いーえーしーげーわぁー」

のフレーズのイメージにダブって聞こえてしまって、
管理人は不謹慎な思いをどこか覚えつつ、ついつい顔
がニヤけてしまうのでした(^^:)。
最後に、この曲のサビで出て来る「♪東京シティは謎
だらけ」という一節は(ピンと来た方は結構多いかと
思いますが)ARBの名曲「東京Cityは風だらけ」への
オマージュですね。このフレーズに解散後もなお変わ
らないARBへの敬意が感じられて、管理人正直かなり
グッと来てしまいました。

(注1)フォデラの5弦
フォデラとはアメリカのギター/ベース・メーカーで
あり、特に多弦(5弦/6弦)ベースの世界では確固
たる地位を築いている超高級ブランドです。ジャズ・
フュージョン系のテクニカルなプレイヤーに愛用者が
多く見られます。
(注2)徳川家重
「暴れん坊将軍」吉宗の嫡男であり、江戸幕府九代目
の将軍です。詳しくはこちらに紹介されていますが、
この人には脳性麻痺による言語等障害があったと考え
られています。
NHKの大河ドラマ「八代将軍吉宗」ではこの家重役を
中村梅雀が演じ、そこでの「怪演」は梅雀氏が世間の
注目を集める大きなきっかけとなりました。

M8)シークレット・トラック
実は3曲目「スーパー!サマー!アックスボンバー!
ラブハンター!06!」(しかしまぁ長いタイトルだ)
のセルフ突っ込み版。個人的には「スーパー〜」って
あんまり好きではない歌なんですが、こういう展開の
しかたは結構アリかも。ツボにはまりました。
ここで破壊っちゅうか阿部サダヲの演じるガラの悪い
関西人、これどうやら「やしきたかじん」が元ネタに
なっているようなんですが、ここでメジャーデビュー
(=「Run 魂 Run」発売)以降のグル魂史上で初めて
「伏せ字のピストル音」が入りました(^^;)

「Mステ言うたらお前
(ズキューン!ズキューン!ズキューン!)
やんか」

....あの「韓流」コントで「ちんこ(ちんぽ)」を一切
伏せ字ナシで40数回連呼してみせたグル魂にしてなお
ピストル音を使わなければならないネタで、Mステ絡み
と言うと....やっぱ「帽子」ネタでしょうか?それとも
あんまり深く詮索しない方が身のためかなあ....

「嫁とロック」の感想はひとまずここまで。
GWも残す所あと2日となってしまいましたが、管理人
は「ウーマンリブ先生」の続きと、近所のツタヤで借り
た「ミナミの帝王 金貸しの掟」に「東京ゾンビ」でも
見ながらゆるーく過ごそうと思ってます。皆さんも良い
休日を。

2007年2月12日 (月)

嫁とロック

前回の更新から年が明けてもう2月も半ばになろうと
しています。なんとも不精な管理人です。
前回のブログで予告したとおりで、今回はグループ魂
の「嫁とロック」を取り上げてみました。と言っても
発売からもう2か月経って、いろんな場所で語られて
いる様子ですけどね(^^;)。

Yometorock









もう上のジャケットの「白無垢姿の岡江久美子」から
して正直反則モノだろと思うけど(ネットでジャケ写
を初めて見た時、俺思わず吹き出しちゃったもんね。
あとジャケ右上に書いてある「グループタマシイ」の
ルビもナイス。ここまで来ると懇切丁寧を通り越して
完璧にイヤミですねぇ)今回の「嫁とロック」もミニ
アルバムと言いつつ中々に中身の濃い代物なんで、特
に自分的にツボな箇所をつらつら書き連ねてみようか
と思います。

M1)「嫁とロック」
この曲について、どこかのブログで「グル魂がAVネタ
を歌っているのを聴くと安心する」みたいな感想を書
いていたのを見ましたが、全く同感です。「もっこり
してなきゃギリトじゃない」(注1)ように「下ネタ
がなきゃグル魂じゃない」ですよやっぱり(笑)。
去年の11月にNHK-BSで放送(06.11.25放送)してた
「大人計画フェスティバル」(DVDも発売されるよう
ですね。詳しくはこちらのHPに載ってます。)の番組
ではフルコーラスで放送されてたけど、これって多分
新曲でNHKのチェックが甘かったからだよね........。
だってこの曲も、改めて歌詞読んだらまあ

「もう1ヶ月ドントシコる」

だの

「ミッションチンポッシボル3」

だのと実に最低なフレーズが入ってましたよ(笑)。
これ、きちんと了解のうえで電波に流してたとしたら
(番組で「グラビア29時」の後半をオミットしていた
のを見る限りでは多分ないとは思いますが....)BSとは
言えどもNHK大変革ですよ(笑)。クリーニング屋の
やすこちゃん(注2)流に言えば「もう人間革命って
感じ!?」ですよこれ。自分の知ってる限りでNHKの
放送で「ちんぽ」の類の用語が流れたのって「東郷健
(注3)の政見放送」位しか無いだろうしねぇ....。
あとアルバムのクレジットには無いけれど、曲の後半
で聴ける「お疲れちゃぁーん」、「超よかったぁー」
といった絶妙なウザさ加減のコールは猫背椿(注4)
ですね。嫁が猫背椿でセックスレスな上しかも1ヶ月
ドントシコると来たら、そりゃ男とすれば多分ツラい
よなぁ。じゃあ嫁がジャケ写の岡江久美子ならばどう
なんだと聞かれたら、管理人ひとまず「そういう質問
は大和田獏さんか「はなまるマーケット」の薬丸くん
にでも聞いてくれ」と返させていただきます(笑)。

(注1)もっこりしてなきゃギリトじゃない
グループ魂の2ndアルバム(&メジャーデビュー盤)
「Run 魂 Run」収録のコント「仮面ライダーギリト」
に出て来る傑作フレーズ。詳しくは「Run 魂 Run」を
是非聴いてみてください。
(注2)クリーニング屋のやすこちゃん
クドカン&磯山晶コンビが初めて昼ドラに挑戦した事
で話題になったTBS系ドラマ「吾輩は主婦である」に
登場する役で、グループ魂の面々と同じく劇団「大人
計画」の所属女優の池津祥子が演じていました。
なお「人間革命って感じ!?」という台詞は、やすこ
の亭主ひろし(→こちらは「TIM」のレッド吉田が演
じていました)のED(!)が治って9年振りに夫婦の
営みを果たせた後、やすこがその感想を述べたもの。
この台詞を聞いた時は管理人「創価学会からクレーム
来ないかぁ!?」と思いつつも腹抱えて爆笑したのを
覚えています。
(注3)東郷健
少し前まで国政選挙(特に参院選)の風物詩の一つで
あった泡沫政党「雑民党」の名物党首であって「伝説
のオカマ」。「国民の健康増進のために尿療法を推奨
すべし」等といった100%イカれた選挙スローガン・
公約等は今改めて見ても爆笑モノです。
雑民党の概要についてはこちらのページを参照して下
さい。
(注4)猫背椿
こちらも劇団「大人計画」所属の女優。大人計画所属
という事もあってクドカン絡みの作品で顔を見る機会
が多い人です。主な役どころとしては、「吾輩は主婦
である」のももえ役、「タイガー&ドラゴン」の谷中
鶴子役、「マンハッタンラブストーリー」での「再現
ドラマの女」役といった辺りかな。それと(注1)に
挙げた「仮面ライダーギリト」のコントにも出演して
います....って書いてたら、富士通FMVのCMでキムタク
と共演してたの見て驚いた!松尾スズキバージョンも
含め最近のFMVのCMは大人計画づいてるようです。

M4)大江戸コール&レスポンス(弔辞)
ネット上でも話題を呼んだ傑作FLASH「中村屋」
元ネタとなった名作コントが舞台を告別式に移し8分
を超える大作コントとして再登場です。しかしこんな
大バカ野郎共をよりにもよって葬式に呼んじゃマズイ
だろっての(笑)。「勘定奉行にお任せあーれぇー」
って何だよそりゃ。余りに下らなすぎて、バスの中で
思わず吹き出しちまったじゃねえかよ。
あんまり書くとネタバレになってしまうので控えます
が、個人的にツボだったのは(クレジットは無かった
けど)荒川良々(注1)でした。やっぱ良いよ良々。
あの「中州元気君」ネタもそうだけど、こういうバカ
の役演らせて良々の右に出る人間は今のところ居ない
んじゃないか?正に役者バカならぬバカ役者(笑)。
中盤に出て来る

「約束→プロミス→アイフル→くーちゃん(注2)」

の絶妙な流れの連想ゲームはかなり悶絶モノでした。
でもって、さっきこのブログ書いてる途中でYahooで
検索かけていたら、この弔辞もFLASHになっていた
ですね。といっても管理人が使ってるMacではちょっと
見る事が出来ないようですが....(;;)

(注1)荒川良々
ファンにはもう説明不要だと思いますが、荒川良々の
名前でピンと来ない方は「AEONのCMで山口智子と共演
してる妙にぬぼーっとした風采の大男」と言えば思い
出せるかな?この人も「大人計画」所属の俳優です。
最近はアサヒの「WONDA」のCMで仲間由紀恵とも共演
してたりでテレビへの露出が結構増えてきてます。
(注2)くーちゃん
消費者金融アイフルのCMに登場していたあのチワワの
名前です。あのCMのおかげでペット市場でのチワワの
人気が急騰したのもつかの間、アイフルの取り立てが
社会問題化(→認知症高齢者や知的障害者を連帯保証
人に仕立て上げちゃうってのは流石に萬田銀次郎はん
(a.k.a竹内力)でも....やっちゃうかなぁ?)してCM
放送もなくなってからは、チワワ人気が暴落しペット
業者が悲鳴を上げたなんてのも記憶に新しいですね。

今回の書き込みも気付けば結構な分量になってしまい
ました。下手すりゃ多分本文より注記の方が分量多い
なこりゃ。その他の曲の感想については次回に改めて
書いてみようと思います。

2006年1月21日 (土)

九州ギャザー(アクセントは「九」と「ザー」に)

この前、「トップランナー」阿部サダヲの回の録画を
遅ればせながら見ました。紅白に出場してからグル魂
のアルバムの売上が俄然変わったとの話が出てきたの
ですが、紅白見ただけでほとんど予備知識のない人達
が、やれ「ペニスJAPAN」だ「ともかず」だ、更には
「ED」だ「Over 30 do the 魂」といった曲を聴いて
耐えられるのでしょうか(^^;)。
遅ればせながら、「TMC」の感想続きです。

(M23)グループ魂の弟オーディション最終選考
〜九州篇〜(M24)TMC〜(M25)バカからの小包
これ、コントから曲への連作でどれも非常に素晴らしい
出来なのですが、ここでは特にM23のコントに的を絞り
話を進めていきたいと思います。今回は少しばかり固い
話になります。

傑作コント「あの歌の故郷を訪ねて」(アルバム
「Run 魂 Run」収録。あのナンバーガールの最後
の公式レコーディングだったりもします)から約
3年、中州元気君(荒川良々)と向井徳次郎(向井
秀徳)の黄金のコンビが「九州ギャザー」という
しょーもない(笑)名を冠して再登場です。
ネタバレを避けるため内容の詳細は伏せますが、
ブラックテイスト濃厚な笑いが随所に散りばめられ
中々に刺激的な内容です。

で、まずこれから聴こうという方に予め断っておくと
元気君、知的又は精神的な部分にハンディキャップ
を持ってます。そんな元気君のある「とんでもない
事実」を知った徳次郎は、元気君のため「宇宙楽器」
もといショルダーキーボードを購入し、世界規模
どころか宇宙規模のレコードデビューを目論んで
しまう(笑)。

普通の人間なら、まず最初にこのコントを聴いて
「四の五の言わずに病院連れて行ってやらんかい!」
とツッコミを入れると思う。管理人もそうでした。
ただ、そこで考えて少しギョっとしたポイントが

「病院連れてくというのは「通院治療」という意味か、
それとも「隔離病棟に放り込む」という意味なのか」

という点なのだ。
「隔離病棟送り」という意味で「病院連れてく」という
言葉を使ってる人には、「ブラックジャックによろしく」の
精神科編を是非読んでいただきたい。このコミック
を読んで、精神科病棟がどんな所か、精神病患者を
とりまく状況がどんなものなのか、概要でいいから
まず掴んでおいた方が良いでしょう。

要はこのコントを聴き込んで、管理人が何を考えたか
というと、この作品は

「落語の与太郎話の伝統をクドカン流に継承したもの」

であり、ものすごく大袈裟に言えば

「クドカン流のノーマライゼーション理念の表現」

ではないかなという事なのだ。

上に書いた思い付きのヒントになったのはドラマ
「タイガー&ドラゴン」です。
このドラマ、管理人的にはクドカンの最高傑作と
思っているけど、古典落語の筋書を巧妙に現代に
落としこむ作業は、春風亭昇太及び高田文夫(注)
といった「高田ファミリー」の協力がなければ
大きな困難を伴った(と言うよりまず不可能)
だろうし、元来師匠的な存在の高田文夫(→クド
カンと高田先生どちらも日大芸術学部出身。さらに
クドカンは若い時分「ビートたけしのオールナイト
ニッポン(→高田先生が番組の主要ブレーンの一人
だった)」のハガキ職人もしていた)との交流に
より、クドカンは落語の精神的な面についても理解
を深めたのではないか、そしてその成果がこの作品
に現れているのではないかという気がする。

高田先生の著書「洒落ごころ」に収録されている評論
「もっと「現代落語論」−私が立川談志になる日」の
中に、ヒントとなった一節があるのでご紹介します。

「与太郎なんて馬鹿でしょう。それを落語では平等に
扱っちゃっている。だから、やさしいんだよね。
そういう豊かさがある。ある意味では、心が豊か
だね。みんな同等で助け合っている。それが、江戸
の町人文化ですよね。あの頃のほうが、本当に差別
がなかったんじゃないですかね。逆に豊かで、
みんな同等だと思っているから、与太郎だろうが
馬鹿だろうが平気で出てくる。いまは、臭いものに
蓋しちゃって、放送禁止用語があるでしょう。」

上の一節を踏まえたうえで、このコントを聴いてみて
下さい。クドカンそしてグル魂の持っている「深さ」の
部分を感じることができるかもよ。

以上で「TMC」のコーナーはお開きです。このブログ
を読んでいただいて、グループ魂に興味を持った人
そしてCD買ってくれた人が一人でも多く出てくる
と嬉しいです。

(注)高田文夫
日本を代表する放送作家の一人、ビートたけしの
最高のブレーンであって、ニッポン放送のレギュラー
番組「ラジオビバリー昼ズ」で、お笑い中心に旬の
情報を発信し続けるDJ(→「クレイジーケンバンド」
と「大西ユカリと新世界」を、管理人はこの番組を
通じて知りました)、そして「タイガー&ドラゴン」
の「高田亭馬場彦」と様々な切り口で語られる人
ですが、高田先生は(ファンには周知の事実です
が)立川談志門下で「立川藤志楼(とうしろう)」
の高座名を持つ真打の落語家でもあります。
高田先生の落語は「高田文夫VS立川藤志楼
20世紀の爆笑伝説
」(東芝EMIよりシリーズで8
作品がCDリリースされてます)で聴く事ができます
が、落語の中に現代のギャグ・時事ネタ等を巧み
に盛り込み、貪欲なまでに笑いを取る手腕が非常に
印象的。興味のある方はぜひご一聴を。

2006年1月 2日 (月)

ロックの先輩 こわい

引き続き「TMC」の曲感想をゆるゆると。
こういう気軽なアップの仕方ができるから
ブログって便利です。

(M20)ロックの先輩
歌詞の中身もさることながら、この曲は音
のカッコ良さに尽きるよなぁ。遅刻&暴動
コンビのギターリフ。本人達曰く「片手間」
(→分からない人は「荒ぶる日本の魂達」
から「魂の一曲目」を聴いてみて)にやって
いながらこの力強さ!そこいらのビジュアル
系ロックモドキバンド連中なんぞ足元にも
及ばないって、これ。
でも個人的に一番印象的なのはドラムの
石鹸(三宅弘城)かな。パンク/スラッシュ
寄りの速い曲では結構派手なタム回しを
繰り出す一方で、この曲ではシンプルな
三点セット(注1)でストイックにグルーヴを
生み出していく。そして時折入るスネアの
フィルが気持ちいい。一打一打に気合い
が入っていて、音がARBのキースみたい
なのだ。実は石鹸とキースって「肉体派」
という部分で共通項もあるし。(石鹸って
童顔に見えて器械体操とボクシングの
経験者だし、キースは士道館空手(注2)
の門下生だしね)。そんな部分も含めて
曲全体の佇まいがARB(特に再結成後
の)に良く似てるんだよなぁ。ガッツが
伝わってくるよな音で凄く好きです。

(M22)ともかず
2曲目の「AKIRARETA」でファンに捨て
られる恐怖を唄いつつも、暴動は敢えて
この曲でファンをふるいにかけてる様な
気がしてならない。この曲かなり笑える
けれど、その一方でまたかなりキモい!
バイト君のテーマソングなんだが、この
歌詞はクドカンあんまりじゃないかい?
だって「今年で40 もうすぐ厄年」の男が
のっけから「マンガ喫茶でイチャイチャ
したいぜぇ」と歌い出し、次に

「もちろん最後まではシナイさ」
「こすりつけるだけえ」

と来たもんだ。こすりつけるって何をだ?
どこにだ?マンガ喫茶で最後までしても
それはそれで犯罪だろうが、こっちの方
が更に問題あるっしょ。
「TMC」、通勤電車の中でも良く聴いて
いるんだけど、この曲だけは聴いていて
何ともビミョーな気持ちにさせられるんだ
よねぇ。それでも聴いてるうちに慣れては
くるんだが、完全に慣れ切ってしまった時
には「社会人として大切な何か」を失って
いる様な気がしてなりません(^^;)

今日の所はここまで、次回の感想は若干
マジメな話も入ってくるかもしれません。

(注1)三点セット
スネアドラム、バスドラム及びハイハット
シンバルの三点からなる、ドラムスの最も
基本的なセッティングのこと。
(注2)士道館空手
大山倍達(マス大山)館長との対立を深めた
結果極真会館を追放された梶原一騎が、当時
の極真会館埼玉支部長だった添野義二(現:
義三)と創設したフルコンタクト空手の流派。
創設経緯が経緯なだけに、町のチンピラに極真
魂を叩き込み、モノホンの極道を養成しますと
いったガラ悪そうなテイストが濃厚(笑)。
門下生・OBの中で恐らく最も有名なのは、大関
千代大海とマイケル・ジャクソン(名誉五段。
添野館長曰く「マイケルは蹴りが上手い」のだ
そうです^^;)

ブルガリア(by琴欧州)

新年明けましておめでとうございます。
紅白の余韻を引きずりつつ、管理人が新年一発目に
聴いたのはやはりグループ魂でした。「TMC」から
「韓流〜ペニスJAPAN」
「グループ魂の弟オーディション最終選考(九州篇)」
「バカからの小包」
という濃い部分をセレクト。実に最低かつ最高な年越し
ナンバーでした(笑)。こんな事で俺、まともな社会人
として新しい年を過ごすことが出来るのでしょうか?

で紅白のグル魂、賛否両論出ると思うけど管理人個人
としては正直良かったです。褒めてあげたいと思う。
何かと規制の多いNHKの舞台で彼等本来の持ち味の
大部分はやはり殺されてたと思う。でもそんな中でも
破壊が琴欧州から「ブルガリア(ヨーグルト)」の商品
名を引っぱり出して掟破りに成功した(早速スポーツ誌
の一部
で話題になってる様ですね)ように、自分らしさ
を何とか貫いてやろうという姿勢が色んな所に見られ、
面白いというよりも何か清々しい気持にさせられる
パフォーマンスでした。

何よりも嬉しかったのが、ほとんどの歌手/グループが
当たり前のように口パク・当てフリをやっている紅白の
ステージで、彼等が生演奏で勝負してくれた事。
平均年齢38歳だろうがオリコン・チャート最高位42位
だろうが、メガセールスを記録して紅白に出て番組製作
サイドの意向に唯々諾々と従って、バレバレの当てフリ
を臆面もなくやってみせるアーティストもどき達よりは
グル魂の面々の方がよっぽどロッカーとして清く正しく
かつ美しい。
音がCDに比べて薄かろうが演奏が多少荒かろうが構う
ものか。演奏にコントに客いじり一切ひっくるめて俺達
はライブで勝負するし、ライブバンドである事に誇りを
持ってる。それが舞台役者そしてミュージシャンとして
の矜持だ。軽い気持で「魂こがして」からグループ名を
拝借したと思うなよ。そんな気概が伝わって来るような
ステージだったと思います。

ステージ上のバイト君(村杉蝉之助)、あれだけキモい
キャラだと言うのに凄く生き生きと輝いて見えてたな。
かつてのハッピー・マンデーズのベズ(注1)みたい。
そんでカヲルさんは「プロデュース能力を一切放棄した
ジョージ・クリントン(注2)」といった所かな。
暴動だって、実のところ髪の生え際が割と後退してきて
いるにも関わらず(テレビ見て初めて気付きました^^;)、
リーゼントできっちり決めてた所にある種の潔さが感じ
られて、管理人の目には無茶苦茶カッコ良く映ってたの
でした。

「TMC」の感想についてはまた日を改めて。ここで新年
一発目のブログを切り上げます。

(注1)ハッピー・マンデーズのベズ
ハッピー・マンデーズは90年代前半辺りにちょっとした
ブームになった英国「マンチェスター・ムーブメント」
を代表するバンド。管理人が大学生時分に「ロッキン
オン」や「クロスビート」といった音楽誌で頻繁に登場
してたけど、今はどうしてるのかな?
ベズはそのハッピー・マンデーズのフロントマンの一人
で、別にボーカルでも何でもないんだが、程よくクスリ
をキメましたってな感じで、ヒョロ長い体をくねらせて
マラカスをしゃかしゃか振る姿が印象的なアンチャン
でした。
(注2)ジョージ・クリントン(George Clinton)
70年代のアメリカ黒人音楽で巨大な潮流となった音楽
集団「Pファンク(→「パーラメント」及び「ファンカ
デリック」の2つのバンドを中心に編成)」の総帥。
現在は目立った活動が見られないものの、現在の
ヒップホップ・ミュージックやミクスチャー・ロックと
いった音楽ジャンルに絶大な影響を与えたオヤジ
です。あのプリンスや我が国のィ横山剣さんもその
影響を公言して憚らないというすごい人。

2005年12月31日 (土)

韓国のりで塩ちんぽ....

紅白の曲順発表になりましたね。グル魂結構後の方
でした。すぐ後が山崎まさよしなんだね。
ともかくグル魂と山崎とDef Techだけは押さえて録画
しときたいという自分にとっては、なかなかありがたい
曲順でした。
で、昨日に引き続き「TMC」の感想を。

(M14)グループ魂の弟オーディション最終選考
〜福島篇〜(M15)さくら
この曲、今回のアルバムの中である意味一番好きな歌
(+コント)かも。
森山直太郎にケツメイシに河口恭吾にと、正直使い
古されたタイトルを「テレクラのサクラ」という非常に
グル魂らしい視点から再利用してみせるパロディの
センス。それを図々しくオマージュと言うだけで飽き
たらず「おまんじゅう」というベタベタのボケ(→これ、
かなりツボにはまりました。電車の中で思わず吹き出して
せったあせった^^;)までかます港カヲル(皆川猿時)。
でも、この曲が凄いのは実はお笑いでありながらトーチ
ソング(失恋ソング)としても有効に機能してること。

「もう恋なんてしない もう恋なんてしない
だって電話を止められた....」

この一節、笑いながらもなかなか切ない思いにさせられ
ましたね。最後のオチは結構ホロリと来ますよ。
あと、サクラ役&コーラスで参加しているクラムボン
の原田郁子が秀逸。管理人は以前渋谷のライブハウス
でデビュー前のクラムボンを見た事があるんだけど
(→この時点で演奏がかなり上手かったのが印象的
で、良いトリオが出てきたな〜と思ったのを覚えて
います)、その頃は(当然ながら)グル魂とこんな
形で絡もうとは思いもよらなんだ。
「スケベな原田知世」って....
「うまい棒食べたい」って....(^^;)

(M17)都会の山賊
「さくら」に続いて、この曲も港カヲルがフィーチュア
されたナンバー。歌詞の内容は単純明快なカヲルの食欲
デブ賛歌で、「カヲルの朝昼晩」(アルバム「Run魂
Run」に収録)と大して変わりないじゃんかという所
だけど、これを敢えてフルオーケストラ編成で録音して
しまうという大いなる無駄遣い(笑)。
恐らくミディからキューンソニーに会社を移籍した事で
使える予算も増えてきたという事なのでしょう。
でもこの曲、最初聴いたときは「NET〜テレ朝系列で
放送してた子供向け戦隊シリーズ(→ゴレンジャーとか
バトルフィーバーJとかサンバルカンとか。このような
タイトルにピンと来た方、恐らくあなたもOver30
ですね)の主題歌」のパロディ/オマージュなのかなと
思ったけど、「新宿副都心 ケーキバイキング」とか
「ドクロのエプロンなびかせて」といった歌詞を見て、
もしかしてと思いアレンジャーの「前田俊明」氏の名前
でyahoo検索をかけてみた所、やっぱりドンピシャ
でした。
この前田氏、あの冠二郎の「ネオ演歌シリーズ」(注)
にアレンジャーとして全面的に参加してた人でした。
つまりこの曲、クドカン流冠二郎への「おまんじゅう」
違った「オマージュ」(笑)という事。冠のアニキさえ
もカバーしてしまうクドカンそしてグル魂の守備範囲の
広さに改めて敬服です。

(M18)韓流〜(M19)ペニスJapan
今度のアルバムの中でも間違いなく「最低」(→当然
ながら賞賛と愛情を込めてこの言葉を使ってますから
ね^^)な曲はこれですね〜。出来れば紅白でこの曲
をぶちかまして、NHKを混乱のどん底に叩き込んで
欲しかったという思いも正直残ってるのですが(笑)。
やれ「ちんこ」だ「ペニス」だ「ヴァギナ」だと放送
に思い切り支障をきたす用語がビッシビシ(by星野
勘太郎)飛び交うこの曲&コント、もう伏せ字にする
気も失せてしまいましたが、放送禁止用語がどれだけ
使われてるか、試しにカウントしてみました。大晦日
といえ我ながら何とバカバカしい事をしているのかと
思いつつ、数えた結果は次のとおりでした。(なお、
回数は「韓流」と「ペニスJapan」の合算で表示
しています^^;)

「ちんこ(ちんぽ)」→42回(以上)
「ペニス」→46回
「ヴァギナ」→3回

ハンリュウちんこ大きい....ニッポンちんこ小さい....
韓国のりで塩ちんぽ....
正直、もう何も言う気も起こりません(笑)。
これを歌っているのが平均年齢38歳の中年集団だと
いう事実。どう考えたってこの感性、幼稚園〜小学校
低学年のガキンチョ(→この年齢がまた「うんこ」だ
「ちんちん」だのと言う言葉に敏感に反応するんだよ
な。ガキには強いぞ志村けん^^;)のそれだよねぇ。
3割の感動及び7割のアタマ痛い感を覚えつつ、ひと
まずここで感想を区切らせていただきます。

今日そして今年のブログはここまで。
感想の続きは年明けにでも。今はグル魂onNHK
ホールを心待ちにしている管理人でした。

(注)ネオ演歌シリーズ
「炎」、「ムサシ」、「バイキング」といった作品に
代表される、冠二郎が師匠である作詞家・三浦康照氏
及び同じく師匠である作曲家・和田香苗氏(実はこの
人「アニソンの帝王」水木一郎の師匠としても有名。
故人)と共に打ち出した演歌の新機軸。
特に「バイキング」は、タイトルどおり題材に北欧の
バイキングを取り上げたり、歌詞の中には「海賊船
(あばれぶね)」だの「バルトの海峡」だの「北極」
といった言葉が登場したり、サビでは
「GO GO GO GO バイキング バイキング バイキング」
と横文字が連呼されたりと、その異端(ぶっ壊れ)
ぶりが顕著に現れた怪作だったりします。

2005年12月30日 (金)

magical mystery UPAAAAAAAAA!!!!!

今日ネットでグループ魂占いなるページを見つけ
ました。試してみたところ自分は「暴動」でした。
凄くささやかだけど、正直嬉しいっす(笑)。
で、先日ブログに書いたとおり「TMC」の感想の
続きをゆるく書き連ねていこうと思います。

(M4)本田博太郎
 〜magical mystery UPAAAAAAAAA!!!!!〜
かの名曲「竹内力」(金融と書いてリキ!リキ!)
も凄かったけど、やっぱりこの曲もバカだね〜。
サブタイトルに「UPAAAAAAAAA(うぱー)」
が入ってる時点で当然「北京原人」(注1)ネタ
は予想が付いたけど「ただいま放課後」(注2)
までもネタにするとは。こんな部分に実は自分と
クドカンって年代が近いんだと改めて思う(学年
でいうとクドカンが管理人の2コ上です)。
しかし「チョロに見えてドンガメなのか」って、
博太郎と寺泉憲を見間違う事はまず無いだろうと
思うけど。ただ、そう言う自分も博太郎と寺泉憲
とどっちが「チョロ」役でどっちが「ドンガメ」
役だったか全く思い出せません。うぱー。

(M6)半日消防署長
「TMC」の新機軸の一つに「外部の作詞者の導入」
があると思うんだけど、この曲がその一つで作詞
が板尾創路と知った時には少し驚き。個人的には

「(中村)玉緒は一日 俺は半日
俺は半日 (藤波)辰爾は新日」

という一節が結構ツボでした。何せ自分も小学生
時分に「ワールドプロレスリング」に親しんでた
手合いなんで(笑)。
更にツボを突いて来るのが破壊(阿部サダヲ)の
ボーカル。「はあこがれぇ〜(憧れ)のゆう〜
び〜んきょくちょぉ〜」とか「じぇらっすぃ〜
(ジェラシー)じぇらっすぃ〜」という歌い回し
にもしかしてと思ったけど、少し前の記事で破壊
が「小林旭のボーカルスタイルを意識してみた」
みたいな事を言ってたのを読んで「やっぱり」と
納得した次第っす。

(M13)君にジュースを買ってあげる
晴れて紅白の出場曲になったこの曲。ただこの曲
NHKで聴けるから毒にも薬にもならない人畜無害
の曲と思ったら大間違いで、実はDV傾向のヒモ
野郎が主人公という中々ヘヴィなナンバーなんだ
よね〜。エレベーターに乗る時はボタンを押して
あげるから「家賃とか光熱費は全部払ってよ!」
ではあんまりだよねぇ....
ついでに言うと終盤に「コーラがいい?ファンタ
がいい?サスケがいい?」という台詞があって、
ここでもクドカンと自分の年代を改めて考えさせ
られて....って、サスケなんて商品名まずOver30
じゃなきゃ分かんないって。あの商品、変な外人
が「ナァニィ〜 サッスゥ〜ケェ〜?」と電話口
で叫ぶCMは妙に覚えてるんだけど、自分は一度
も飲む事なくいつの間にか消えてたっけ....。

と、ここまで書いて正直眠くなってしまいました。
続きは明日以降にでもまた改めて書いてみたいと
思います。

(注1)北京原人
正確なタイトルは「北京原人〜Who are you?」。
東映製作の映画です。日本の科学研究所が化石から
採取したDNAを元に再生させた北京原人が、国家間
の暗闘等に翻弄されながらも研究所員ら人間と心を
通わせていくという、大雑把に書けばヒューマン・
タッチな感じのあらすじですが、プロットの基礎的
な部分が思いっきり破綻しているため、どう考えて
もバカ映画にしか見えないという日本映画史上伝説
的な駄作です。管理人が敬愛しているビートたけし
も、「シベリア超特急」(笑)等と並んでこの映画
を「世界三大バカ映画」に挙げていました。
本田博太郎は、この映画で特殊メイクを施した北京
原人に扮し、女性の研究所員に欲情しレイプ未遂を
働く等というトンデモない役どころを演じてます。
ストーリーの詳細はこちら「Black Leaf」さんの
ブログに紹介(→これがなかなか笑えます)されて
いますので、参照してみてください。
最近(05年12月)DVDが発売されたとの事ですが、
購入はまず薦められません。近所のTSUTAYA辺り
でレンタル開始するのを気長に待ちましょう(笑)。
(注2)ただいま放課後
以前フジTV系で放映されていた寺泉憲(当時は寺泉
哲章)と本田博太郎が教師役の学園ドラマ。自分は
小学校時分にたま〜に見ていて、たのきんトリオや
古手川祐子が出てたのはたまたま覚えていたけど、
よくよく見てみると金子信雄(楽しい夕食)や川島
なお美(お笑いマンガ道場)なんかも出てたりと、
無駄かつ中途半端に豪華な出演陣(笑)。
ドラマの概要についてはこちら「本田博太郎さん
観賞ノート」
に紹介されていますので、参照して
みてください。

2005年12月23日 (金)

SEX,DRUG&パックンマックン....

Tmc
紅白の曲目、発表になりました。
グループ魂は「君にジュースを買ってあげる」
でした。
まあ、一番妥当な線に落ち着いたのかな?個人
的には(というかグル魂ファンの多くがそう感じてたのでは)
彼等がNHKホールで「ペニスJAPAN」を連呼しまくる事を
(99%無理とは知りつつ)期待してたんですが(笑)。
制約の多いNHKの舞台の上で、クドカンはじめグル魂の面々が
どれだけ網をかいくぐりヤンチャしてくれるか、今はそれに
期待してみます。
という訳で、ブログ一発目はグル魂の新譜「TMC」について
感想等ゆる〜く書き連ねていこうと思います。

しかし今回のこの「TMC」、ホントに良く練れた作品だと思う。
買ってから半月以上、殆ど毎日のように聴きまくっているけど
ホント飽きが来ませんね。前作「荒ぶる日本の魂たち」が、曲と
コントのバランスや流れがイマイチで余りのめり込めなかったの
と対照的に(「AKIRARETA」の歌詞なんかはその辺りに対する
クドカン流の自己反省かも)、「TMC」は曲とコントのバランス
が良く取れてる上に繋ぎ方も絶妙。
特に「グループ魂の弟オーディション最終選考〜福島篇」から
「さくら」の流れや、「韓流」から「ペニスJAPAN」への繋ぎ方
といった部分なんぞ全くもって素晴らしいっす。

さらにもう一つ印象的なのが、音楽性の部分でもどんどんレベル
アップしているという点。「荒ぶる〜」辺りで徴候は出てたけど
音楽面のイニシアチブがクドカンから富澤タク(遅刻)に移って
きた成果が「TMC」で大きく開花したという感じが凄くする。
「君にジュースを〜」だって実は音的に極上のパワーポップだし、
「ロックの先輩」のハード&ファンキーなギターリフを聴いた時
なんか、正直音楽的にも(彼等の最高の指標である)ARB(注1)
と肩を並べたかと思ったもん。
「半日消防署長」ではサイレンの音を、「歯医者なんか最後だ」で
はドリルの音をそれぞれギターで表現するという、エイドリアン・
ブリュー(注2)みたいな小技(あそこまで熟練してないですが)
も見せるし、「さくら」で聴けるR&Bテイストのアレンジ(渋谷系
サウンドのパロディ?)などにも、彼等が音楽的引出しをどれだけ
増やしてきたかが感じられ、正直感服です。

で、次回以降は収録曲の中で特にお気に入りのナンバーについて
引き続きゆる〜く書き連ねていこうと思ってます。

(注1)ARB
実は「グループ魂の弟オーディション最終選考〜九州篇」で自ら
ネタにしてるけれど、「グループ魂」を「ぐるーぷ"だましい"」
と読んでしまう人って結構いるのかな?
でもARBの名曲「魂こがして」を「"だましい"こがして」と読む
奴はさすがにいないですよね。
敬愛するARBから曲名を拝借した由来をきちんと踏まえて、
「グループ魂」は「ぐるーぷ"たましい"」と読んでください。

(注2)エイドリアン・ブリュー(ADREAN BELEW)
各種エフェクターやトレモロアームを巧みに操り、エレキギター
で象やカモメの鳴声等様々な効果音を出すアメリカ人ギタリスト。
現在はプログレ・ロックの老舗バンド(ホントはプログレの一言で
片付けられない位多様な音楽性ですが....)「キング・クリムゾン」
のメンバーです。


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